HuskiesLAB

Fラン卒、町工場勤務→フリーランス。 副業、兼業、なんでもありで生きていく。 生き方研究所

2016年07月

037
さあ、宴の始まりです。

メインのお肉は鹿肉。

今日取れたものではなく、低温熟成されたもの。

どれぐらいの温度で保存しているのか聞いてみたところ、「1℃」がベストとのこと。

2週間ほど熟成されていたそう。

肉は腐りかけが1番うまい、なんてよく聞きますが、ちゃんと温度管理しないと、

「熟成」にはならないんですね、あたりまえですが。

これの「背ロース」をミディアムレアで塩コショウのみでいただきます。

!!!!!!うっま!!!!!!

臭みが無いのはもちろん、噛み応え、舌触り、のどごしが、ほかのどんな肉にも似ていない。

脂身がまったくないので、霜降り肉のとろけるようなやわらかさではなく、 

非常に筋繊維が細かく、「ふわふわ」「しっとり」としたきめの細かいやわらかさ。

へたしたら、「飲める」よ、鹿肉。ってかんじ。

038

さらに、その繊細な味わいを楽しめるのが、この「ローストディア」

これを、ごま油と塩でいただきます。

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

これは、ほんとうに、飲める。噛む必要なし。

笑うぐらいうまい。間違いなく、今まで生きてきたなかでで最高にうまい肉。

猟師は昔からこんなにうまい肉を食ってきたのかと、腹立つぐらい。

絶対に自分でしとめて、もう一度この味を味わってやる、と

深くこころに、誓いました。

お酒も入り、ほかの参加者の方や、猪鹿庁メンバーであり講師のひとりでもある「やっさん」

と、飲み、食い、語り、気づけば3時。さすがにこれ以上は明日にひびく、ということで、お開き。

久しぶりのテント泊。



 041
翌日の朝食は、猪鹿庁特製ソーセージ的なやつ(名前忘れた)

に、レタスにトマトのシンプルバーガー。

ソーセージ的なやつの塩味だけなのになんでこんなにうまいの?

 二日酔いで気持ち悪かった胃が、みるみる浄化されていくのがわかった。

いや、ほんとに、冗談ぬきで。

そんなすてきな朝食ではじまった2日目は、まったりと進行。

昨日作ったくくり罠の設置の仕方やコツ、実際に獲物がかかっていたときにロープをつかって、

一人で保定する方法のレクチャーがあり、続いて昨日各自で調達した木で止め刺し道具の作成。

さらに、瀬戸センセー自作の、槍、弓矢、などの伝統的な狩猟道具の体験をさせてもらいました。

043
しかし、現代人でこんなにナチュラルに弓矢が似合うひともめずらしい。 

槍を投げさせてもらったのですが、ショックなぐらいまっすぐ飛ばない!

せんせーの「現代人は槍もまともに投げられない」という言葉が、印象的だった。

僕らは、スマホを扱えるし車も運転できる、でも槍をまっすぐ投げられない。

腹が減って、目の前に猪がいても、ナイフも使えない、心臓の位置もわからない、

解体の方法もわからない、人間でいたくない。

だから、もっと学ばなきゃいけない。

何があっても、生き抜く知恵と技術を身につけたい。

自分と、自分の大切な人をまもれる人間になりたい。 

今回のイベントで、ぼくはいろんな「覚悟」をさせられることになった。

全体的に楽しい雰囲気のイベントではあったのだけど、

その裏には、生きるうえで、避けることのできないもの、忘れてはいけないことが、

あるでしょ?っていう問いかけがあったように思う。

本当に、すばらしい体験をさせてもらいました。

また、参加したい。次はガンハンティング講座かな?



 

行ってきました、念願の「猪鹿庁」イベント、

罠(トラップ)マスター講座」!

場所は、岐阜県郡上八幡市にある「リバーウッドオートキャンプ場」。

 京都からだと、高速で3時間弱。

ですが、途中のPAでポケモンをゲットするのに夢中になってしまい(前回の記事を参照)

集合時間ギリギリで到着。が、すでにほかの参加者はテントの設営まで完了されている状態。

少々あせりながらなんとか受付をすませ、会場入り、

そして1日目がスタート。

まず最初に参加者全員の自己紹介から。

驚いたのが、参加者の半数近くが「リピーター」だったこと。

参加した理由もさまざまで、「狩猟免許」を持っている、または取ろうと思っている人のほうが、

少数派で、「ジビエBBQがおいしかったので、又参加しました。」とか

「前回のナイフ作りがおもしろかった」、「猪鹿庁のイベントは全部参加している」などなど、

思っていたよりも「ゆるーい」かんじで参加されている方々もいらっしゃいました。

ある意味これが「猪鹿庁」らしさなんだろうなー。

でも、ここからの授業の内容はかなり「ガチ」。

講師の瀬戸せんせーが実際に使用し、改良を重ねた「くくり罠」の製作にはいります。
 BlogPaint
企業秘密かもしれないので一部画像を加工しています(笑)

全容を知りたい方はぜひ、次回(未定)のイベントにぜひ参加して見てください。

罠の材料自体はホームセンターで揃うものがほとんどで、

加工もさほど難しいものはないのですが、実戦で培われたノウハウがつめこまれており、

「はやく使ってみたい」と思わせる、すてきな道具が出来上がりました。

そのあとは、罠にかかった動物の「止め刺し」用の道具を作るため、

その材料となる「木」を切りだしに敷地内の森の中へ。

028
 その道中、

前日仕掛けておいたという罠に鹿がかかっていました。
029
瀬戸せんせー、満面の笑み!

推定2歳メス、かなり衰弱していましたが、まだ生きているので肉として食べることはできるとのこと。

死んでしまっていると、(心臓がとまっていると)血が抜けないし、腐敗もはじまって、

食用はできなくなってしまうので、無用な殺生にならないためにも、罠の見回りはまめに。

というか毎日チェックしないとだめでしょう。

そして早速、瀬戸センセーの説明のもと「止め刺し」「放血」「腹抜き」のレクチャー開始。
 
まず、獲物を気絶(失神)させるコツの伝授。 狙う場所は頭頂部、そこをねらって打撃。

せんせーは自作のブーメランを使用(写真で手にしているやつ)

続いて血抜き(放血)。先生は鎖骨付近の肺動脈をねらいましたが、初心者は頚動脈のほうが

わかりやすいのでそっちでもいいとのこと。

この気絶~放血をすばやく行うことが動物を必要以上に苦しめないためにとても重要であると、

そのことを、目の前で、命が失われていくさまをみとどけることで、

その場にいた全員が、深く心に刻んでいたと思います。

全員で黙祷したときの、神聖な雰囲気がとても印象的でした。

そしてすぐさま「腹抜き」。

この時期だと1時間もすれば腐敗で腹がパンパンになってしまうそうで、

そうなると、作業が非常に難しく、リスキーになることが用意に想像できます。

くわしい描写は避けますが、開腹をはじめる位置、臓器の位置や傷つけないためのコツ、

切断しやすい骨の位置など、凄まじい勢いで解体されていきました。

その後、とりあえず解体の終わった獲物は流水で冷やしつつ、

参加者は当初の目的である、こん棒の材料探し。

各自気に入った木を切り出し、先ほどの獲物を回収して下山。

会場にもどったあとは、罠づくりの続きをしたり、テントの設営をしたり。

ただ、もうみんな頭の中は夜の「ジビエBBQ」でいっぱい。

そんなかんじで、心地よい疲労感とともに、夜はふけていきました。

(続く)




こちら、東海北陸道、川島PAです。

このパーキングエリアにはハイウェイオアシスが併設されています。
 
さらに、「世界淡水魚園」や「国営木曽三川公園 木曽川水園」といった自然公園と融合した、

非常にエンターテイメント性に富んだ施設です。

そして、何より「ポケストップ」が徒歩の範囲になんと15カ所!ジムが2カ所、という、

ポケモンパラダイスでもあるのです。

まあ、本来楽しむべきである公園施設も非常にバラエティーに富んでいて、

水族館はもとより、木曽川の生態系を再現した人工の河川では、川遊びもできます。

もちろん、お約束の観覧車や、フードコートも充実しており、

子供連れのファミリーには、オススメのスポットです。
ま、僕の今回の目的地はここではなく、

郡上八幡のリバーウッドオートキャンプ場でおこなわれる、

「トラップマスター講座」なのですが、

12:30集合までの時間を有効活用して、

ポケモン活動がんばりまーす!

ポケモンGO!が世界中で社会現象になってますねー。 

地雷原だろうと、原発施設だろうと、ポケモン求めて命がけですよ、みんな。

そんなにがんばらなくても、日本の森林には野生のシカ、イノシシ、アナグマ、キジ、

など、狩っていい動物がいっぱいいるのにね。食べれるし。売れるし。

もちろん、免許がいりますけど。

というわけで、本日、狩猟免許試験の合格発表&免許交付にいってきました。


 BlogPaint

シンプルね。 狩猟免許は携行の義務はないので、こんな賞状みたいなサイズでもOKなんでしょう。

ただ、これがあれば猟ができるわけではなく、実際に狩猟を行う場合は、

各都道府県で「狩猟者登録」をしないといけません。

そのへんは「猟友会」に入ったほうが、手続きが楽にできるみたいなので、

入ろうとは思っているのですが、支部がいっぱいあるそうで、

早めに本部に相談しないとなー。

とりあえず、狩猟解禁までに、「ワナの自作と設置」と「捕獲した動物の解体」を、

一通りおさえておくために、今週末の「猪鹿庁主催 トラップマスター講座」で、

しっかり学んできたいとおもいます。

 

何年ぶりかにプロレスにハマってる。

数年前から、新日本プロレスのV字回復ぶりは、

多くのメディアで取り上げられているとおり、

地方の興行でも、チケットが即完売になることも珍しくない。

「プ女子」なんて言葉が、できてしまうくらい女性客の取り込みにも成功している。 

やはり、経営は経営のプロがやらなきゃイカンってことを証明してるね。

「動画配信サイトの月額課金システム」 と「プロレス」の相性の良さもある。

プロレスは年間の試合数が多いし、全国を巡業する。

生で観たくても、距離の問題と、チケット代、交通費といった金銭的な理由があるし、

地上波放送は無い、あるとしてもBS、CSの有料チャンネルで数日のタイムラグがある。

今の時代、リアルタイムで手に入らない情報なんて、すぐに価値を失ってしまう。

月額999円で年間のほとんどの試合が第1試合から全部観れるなら、

十分支払う価値があると思う、どころか格安でしょ。

そして、今年で26回目を数える真夏の祭典「G1クライマックス」が今日からはじまった。

いやー、初日からこんなに燃える試合が見れるとは!

特に京都出身、45歳「天山広吉」!


最近の試合を見てて思うのが、技を「切り返す」選手が多いこと。

これは、スピードのあるジュニアの選手がやるから、見栄えがするけど、

ヘビーの選手がリングの真ん中で、ねちねち技を切り返す画は、

なんにもかっこよくない。 

ヘビーの選手のすごさを伝えるにはやはり、技を「受けて」「返す」こと。

繰り出す技を大きく見せる、受ける技も大きく見せる。そして、技を返す。

これがやはりプロレスの醍醐味であり存在意義じゃないだろうか。

「凄み」や「痛み」の疑似体験。 

今日の天山の試合からは「凄み」「痛み」だけじゃなく「意地」「絆」「決意」といった、

すべての感情があふれていたし、久々に感動する試合をみせてもらった。

そしてもうひとつ特筆すべき試合が、オカダ×丸藤。

丸藤正道という男の天才性が存分に発揮されていた。

彼こそヘビーの「凄み」とジュニアの「華やかさ」を高次元で体現する、

「うまさ」と「つよさ」を兼ね備えた最高レベルのプロレスラーだと、

今日の試合で再認識させられた。

今年のG1、ハズレ試合無いぞ、こりゃ。

今からでも、今月だけでも課金しても絶対に損なし! 

↑このページのトップヘ