今回パーツを交換したPCは3~4年前に中古で購入したBTOパソコンです。

参考までに交換前と後のパーツは下記のとおり。

CPU     (旧)core i7 3770  → (新)core i5 12400F 
マザーボード (旧)intel 製型式不明 → (新)msi PRO B660M-E
メモリ    (旧)DDR3 8GB×4 → (新)DDR4 16GB×2

初めてのマザーボード交換、というかCPUを交換しようと思ったら必然的にマザーも

交換しなければいけなかっただけなのですが、

備忘録として、気を付けたい点をいくつかあげておきます。


「CPUは最新が最良」


交換前の我がPCのCPUは「i7 3770」第3世代の4コア8スレッド。

動画編集ソフト Wondershareの「Filmora」の推奨するCPUのスペックが、

CPU: Intel i3以上のマルチコアプロセッサ、2GHzまたはそれ以上。
(HDおよび4KビデオにはIntel第6世代以降のCPUを推奨)。

当初は「1~2世代前ののi7なら安くなってるかなー」などと考えていたのですが、
調べてみると、大して安くない。

それどころか、1世代前のi7より最新のi5のほうが性能がいいものもあるぐらい。

私のように、かなり古い世代のCPUを使っている人で、なるべく安く性能を上げたいという人は

i7からi5にグレードを下げても最新世代のCPUを選ぶことをお勧めします。


「あなたBIOS?わたしUEFI」


元ネタが分かる人は「関西在住の40代から上の世代」ですね。

そんなことはさておき、今回一番心配だったのが、「OSの引継ぎ」でした。

マザーボードとCPUを交換しても、今まで使っていたWindows10がそのまま使えるのかということ。

結論から言うと「使えた」のですが、これにはいくつか注意すべき点、確認すべき点があったので

説明したいと思います。

まず1点めは「Microsoftアカウントでサインインすること」

これはMicrosoftアカウントと自分の使っているWindowsのライセンスを紐づけるための作業です。

わかりやすく言うと「車検証」の「所有者」と「車体番号」みたいなものでしょうか?

要は、「このWindowsは私の所有物です」という証明です。

もし、「ローカルアカウント」で使っていたり「Microsoftアカウント」を持っていないのであれば、

必ず事前にこの作業を行ってください。

やり方は「Windows ライセンス 移行」とかで検索すると出てきます。

2点目は、「BIOSかUEFIかの確認」です。

BIOSとUEFIが何かを簡単に説明すると、マザーボードに最初から入っている

「PCの電源を入れたときWindowsよりも先に動いてるプログラム」です。

そして、BIOSとUEFIの違いは何かというと、規格が古い」か「新しい」かということです。

例えるなら、テレビの「アナログ放送」がBIOSで「デジタル放送」がUFEI。

それ以上専門的なことは興味があれば調べてください。

つまり、BIOSで動いていたWindowsをUFEIで動かそうと思うと、

そのままでは動かないことがあるのです。

なので、マザーボードを交換したあと、電源を入れてもいつものように

Windowsが立ち上がらないという場合は、BIOSとUEFIの切り替えが必要です。

方法はマザーボードのメーカーごとに違うので検索してください。


3点目は
「数は足りてるか?」です

これは、スロットやコネクタの数が今のマザーボードと比べて足りているかということ。

実際今回私はファンのコネクタが足りませんでした。

幸い、分岐させるケーブルが売っていたので、たいした問題にはなりませんでしたが、

今使っているパーツや、周辺機器などが全部つなげるかは確認しておきましょう。


と、こんなところでしょうか。


すべてググれば手に入る情報なので、自作やパーツ交換はくれぐれも自己責任で。

いつか、気に入ったパーツを、予算を気にせず、選んで自作してみたいものです。