毎月14日は、「TOHOシネマズデイ」だそうで、1100円で映画が観れる!

というわけで、今話題の新海誠監督「君の名は。」を観てきました。

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感想。

「ほめることもできるし、けなすこともできる、

なんともいえない気持ちになる映画」 


正直、「もっと泣けるかな」と思ってたんですけど、そうでもない。

いわゆる「時間軸イジる系」の「危機を救う系」で「やっと出会う系」。

嫌いじゃないんですよ、こういう「青春ラブストーリー」。

ただ、淡々と予想通りに話が進んで、普通にハッピーエンド。

まったくアップダウンのない感じ。 

だから、批判しようにも、世間では、

「衛星の軌道がー」とか、「新幹線の席順がー」とか、

「新宿駅なのに京浜東北線の車両が入っていた」とか、


本筋と関係ない「重箱の隅」なダメ出ししかできない。

毒にも薬にもならない」とか、

甘からず、辛からず、美味からず」(byダチョウ倶楽部)とか、

そんな言葉ばっかりがどんどんうかんでくる。

だめだ、けなしてばっかりで、全然褒めてない。

じゃあ、どこを褒めようか

「三葉の方言がかわいい!」

「でも、僕は奥寺先輩派。」

ラーメン屋の軽がハイゼットの「デッキバン」(これ欲しい)

褒めるとこ少な!

なんか、みんな「飛騨の景色がきれい」とか「伝統工芸の組みひもが素敵」とか言って、

聖地巡礼しちゃってるんでしょ?

だけどねー、最後のエンドロールで、「助成」って出てきたときに、

正直ちょっと興ざめでした。

「え?これ地域振興の映画だったの?」って。

そういう思惑が見えてしまった時点で、この映画が僕の中で、


「飛騨地方の観光PRアニメ」「RADWIMPSのPV」


にしか見えなくなってしまいました。

でも、今度東京行ったら、四谷の須賀神社には行くと思う。

新宿区なんだね。

ちょうどいいや。

秒速5センチメートル [Blu-ray]
花村怜美
コミックス・ウェーブ・フィルム
2008-04-18