「自分は本当に今の会社を辞めたい」と思っているかどうか、
確認する方法があります。
それは、「退職願」を書くこと。
当たり前じゃないかって?
いや、意外とこれが、きちんと書こうと思うとめんどくさいものなのです。
僕の場合どうしても、形から入りたいタイプなので、まず、「便せん」「封筒」「筆ペン」を
買いに行くところからスタートしなければなりませんでした。
この時点で、もう、「明日でいいや」という気持ちになったります。
そこをなんとか、気力をふりしぼって、なんとか筆記用具をそろえたとします。
次に、めんどくさいのが「正しい退職願」の書き方です。
こんなの、本当は正解なんてあるようでないので、
「一身上の都合うんぬん」の、ようは退職の意思が伝わればいいのでしょうけど、
そこも、どうしても形にこだわりたい僕は、ネットで「退職願、テンプレート」で検索することになります。
どうでしょう、「退職願」1枚書くにしても、これだけの労力がいるんです。
ここまでで、「めんどくさいなー」と思ったあなたは、
じつはそこまで本気で今の会社を辞めたいと思ってないのかもしれませんよ?
そして、見事「退職願」を完成させたあなた。
もうあとは、会社にもっていって上司に提出するだけです。
そうおもうと、すこし気持ちが軽くなりませんか?
僕の場合、ここまでして、ようやく冷静に自分の気持ちと向き合えるようになりました。
そして、気持ちが変わらないことを確認したら、
その、努力の結晶である「退職願」をそっとカバンにしまいましょう。
明日からは、気持ち新たに「退職活動」のはじまりです。