CADってご存知ですか?

建築設計や金属加工、今流行の3Dプリンターでモノを作る際に必要となるソフトです。

なかでも、僕は板金CADといわれるものを使って仕事をしていました。

 cad-fig1

             ↑こんな感じ。


上の画像の右下のような図面を見ながら、3Dデータを作っていき、レーザー加工機用のデータに変換する。

つまり、製造過程のスタート地点といえます。

ここから、鉄板をレーザーでカットし、プレスブレーキで板を曲げ、溶接、という流れで加工されていきます。

こういった会社、いわゆる町工場はきっと皆さんの近くにもたくさんあると思います。


そして、これらの会社の多くは常に人材が不足気味という事実があります。

理由はいくつかあります、

技術を習得して従業員が独立していく場合、 

単純に仕事がキツイ、給料、休日、に満足できない等々。

僕が会社を辞めた理由もまあ、そんなところです。

で、今その会社を辞めた僕が何の仕事をしているかというと、

辞めた会社の、いままで自分が使っていたデスクで、今までと同じ仕事をやっているのです。

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 もちろん、最初からそうしようと思っていたわけではありません。

とりあえず、失業給付金がでるまでの3ヶ月間はダラダラするつもりだったので。

ですが実は、退職まで数週間というときに社長から、

「あと1ヶ月退職を延ばしてくれないか?」とお願いをされたんです。

 求人を出してはいたものの、なかなか応募もなく、採用しても試用期間で去っていく人ばかり。

「でも、だからといって退職を1ヶ月延ばしたところで、ただ問題を先延ばししただけで何の解決にもなりませんよ。とにかく、こっちは就業規則どおり退職の手続きをしたんだから、辞めさせてください。 
それでも、仕事が回らなくてどうしようもなくなったら、僕は外注として仕事を請けることはできます。
とりあえずいったんけじめはつけましょう。」

ということで、 無事退職はできたのですが、

キッチリ1ヵ月後、社長から「外注として仕事を請けてくれ」との電話があり、

今に至ります。

なので、今僕が会社から受け取るお金というのは、給与や日当ではなく、あくまでも外注費

当然毎月会社に対して請求書を発行してますし、国民健康保険ですし、国民年金です。

こんな感じで、フリーランスになってしまったわけですが、正直めちゃめちゃ気が楽です。

その辺のフリーランスのメリット、デメリットについてはあらためて語りたいと思います。